Nagano-Drive

長野のドライブスポット、クルマネタ、お役立ちネタを紹介していきます

【目指せ走破!日本百名道】長野県ビーナスライン

日本百名道


ドライバーの皆様は【日本百名道】というものをご存知でしょうか?
須藤英一氏の著書「日本百名道」にて紹介された100本の道。
地元の長野県は7本の道路が名を連ねています。

どれも県内全域が高地である長野県らしく、夏はとても涼しく、窓を開けて風を感じてほしい。秋は360°紅葉の絶景となる、そんな素晴らしい道路です。

もちろん上記以外にも素晴らしい道路はたくさんあります。
長野市~白馬~仁科三湖へ続く道も風光明媚かつ運転の気持ち良いルートだと思います。

そんな長野県の名道を含め、日本百名道を走破、また紹介していきます。
北は北海道から南は九州まで。気長にお付き合いいただければ幸いです(^-^)

 

【長野県】ビーナスライン


さて、第1回目は、長野県茅野市から上田市に至るビーナスラインを紹介していきます。

 

 

 
ビーナスラインとは?

ビーナスラインは、長野県茅野市から上田市の美ヶ原高原美術館(道の駅にもなっています)へ至る約76kmの道路です。

ビーナスライン」の名前は、沿道にある蓼科山の山容を女神に例えた事に由来し、1968年に公募で決定した名前とのこと。

標高は平均1,400m、美ヶ原高原美術館は2,000mと日本一標高の高い屋外展示型美術館および道の駅です。

 

美ヶ原高原美術館

今回は美ヶ原高原美術館からスタートします。

ここは野外型美術館としても有名ですが、標高2,000mから見渡すご来光スポットとしても有名です。

この日は午前3時に出発し、ご来光を拝むことにしました。

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出掛けたのは10月後半でしたが、ちょうど寒気が強かったので滅茶苦茶寒いです(笑)

首都圏や西日本から観光にいらっしゃる方は、上着を一枚余計に持っていくことをオススメします。

 

この日は長野県上田市から美ヶ原へ昇っていきましたが、基本的に街頭はないので真っ暗です。

ハイビームを付けていけば問題はありませんが、

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上田方面から美ヶ原へ左折する分岐以降は急なカーブが続きます。

田舎の山道は鹿やらタヌキが飛び出して来ますのでご注意(^-^;)

 

第一の目的地である美術館につくと、ちょうど空が白みはじめるところ。

平日の早朝でしたが、車は10台ほど停車し、観光している方がいらっしゃいました。

 朝日はちょうど駐車場からよく見えるところですので、迷うことはないでしょう。

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幸い天気も良く、ご来光を拝むことができました。

眼下には雲海が広がり、広大な景色と澄んだ空気はとても爽快な気分になれるスポットです。

美術館・道の駅は、冬季は休館するとの事ですので、春の開館後にご覧下さい。

 

 

ビーナスライン

美ヶ原高原美術館霧ヶ峰方面に向かうと、ビーナスラインに入ります。

つづら折りのカーブ地帯を抜けると、軽快なワインディングロードに入ります。

松本方面への分岐を過ぎ、三峰展望台の周辺からは、草原地帯が広がります。

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天気の良い日はぜひ、窓を開けて風を感じて走ってみてください。

空の近さ、雄大な景色を感じられ、爽快なドライブを楽しむことができます。

 

霧ヶ峰 霧の駅 ~ 白樺湖

個人的にはこの区間が最も好きなエリアです。

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   写真の腕が悪くて良さが伝わらないパターン(^-^;)

高原を縫うように走るワインディングロードなので、走っていてとても気持ちがいいですね。

春はレンゲツツジ、夏はニッコウキスゲが咲き、一年を通して散策する楽しみがあるのもポイント。

ただし、週末は大変混むので、ドライブも兼ねるなら朝のうちにお越しいただくのがオススメです。

 

ちなみに、霧の駅から美ヶ原方面は冬季通行止めですが、霧の駅~車山高原~白樺湖は冬季も通行できます。

雪景色をしたビーナスラインも良いものですよ。

 

女神湖周辺

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白樺湖の先に進むと、女神湖があります。

白樺湖に比べると湖自体の大きさや周辺の施設は少ないですが、知る人ぞ知る感があるところ。

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湖を一周する2km弱の散歩コースもありますので、歩いてみるのも良いですね。

 

終わりに

第1回目は県内の名道の中でも、特に気に入っているビーナスラインを紹介しました。

今回紹介しなかった、高級リゾートの蓼科高原も含め、沿線には大変に風光明媚なところが多いです。ただ走り抜けるだけというのももったいないので、ぜひ立ち寄ってみてください。

 

ビーナスラインはとても快適に走ることができるワインディングです。

同時に軽快に走れるためスピードの出やすい道でもあります。

せっかくの絶景スポットですので、ぜひ適度な速度で楽しんでくださいね。

それでは、次回もぜひお付き合いください。